VMWare Player でブリッジ接続をする
はてな始めてみました.
主に,VMWare Playerでブリッジ接続をするのに無駄に時間を費やしてしまったことに対するやり場の無い怒りを吐き出して成仏させるためです.
結論から言うと,VMWare Bridge Protocolが使いたいネットワークデバイス以外でもONになっていたのが原因でした.
VMWare Playerをお使いの方は多いと思いますが,ゲストOSのネットワークはどうなっているでしょうか.その辺気にせずできるのが良いところですが,デフォルトではホストOSがNATをすることで繋がっていると思います.その場合,ホストOSとゲストOSは同じネットワークにいるのでお互いに直接通信することができると思いますが,ホストOSの外からゲストOSへは直接アクセスすることはできません.
そんな時,ブリッジ接続というものを利用することができます.NAT接続だと,元々ホストOSが属していたネットワークと別のネットワークをホストOSとゲストOSの間で作成する形になりますが,ブリッジ接続であれば元々ホストOSが属していたネットワークに直接ゲストOSがぶら下がる形になります.ホストOSがスイッチみたいな感じの役割を果たします.
で,まぁそんなことはどうでもいいんですが,このブリッジ接続,なかなか上手くいきませんでした.ホストOSはWindows7, ゲストOSはdebian 6.0 squeeze, VMWare Player 3.1.3です.とりあえず,
VMWare Player 仮想マシンの設定->ネットワーク・アダプタ->ブリッジにチェック,物理ネットワーク接続の状態を複製にチェック
また,IPはdhcpではなくstaticにしたかったのでsqueezeの/etc/network/interfacesを以下のように書き換えました.
auto lo iface lo inet loopback auto eth0 iface eth0 inet static address 192.168.1.23 netmask 255.255.255.0 broadcast 192.168.1.255 network 192.168.1.0 gateway 192.168.1.1
192.168.1.1はうちで使ってるブロードバンドルータのIPアドレス,192.168.1.23はこのゲストOSに振りたいIPアドレスです.
これも色々いじってみて色々追加した挙句こうなってるわけですが,結局ここでは問題特定できず.
で,色々ググっていると,どうやらVMWare Bridge Protocolというものが必要だとかなんとか?
コントロールパネル -> ネットワークとインターネット -> ネットワーク接続
ローカルエリア接続 -> プロパティ -> VMWare Bridge Protocolにチェック!・・・・と思ったが入ってる.
ここで,hamachiというVPNソフトを入れているので,その仮想ネットワークデバイスがあることに気付く.
そのプロパティを見てみると,こっちにもVMWare Bridge Protocolのチェックが入っている.これはもしや?ということでそっちのチェックを切ってみて,再起動.
動いた!
どうやら,複数のネットワークデバイスでVMWare Bridge ProtocolがONになっていたのが良くなかったようです.
ということで外からのアクセスが可能になったので,何か働いてもらおうと思います.